あたしは、ゴウダの大きな手に魅せられた。 タトゥーのいろどる太い腕にささげられて、それは、揺るぎない玉座に見えた。 クッションのきいた手の平で、あたし一人くらい、なんなく丸くなれそうで、そして、丸くなったらもうあとは、一生、ぬくぬくと惰眠をむさぼっていられそう。 すべてをゴウダにあずければ、たくさんの金、楽しいひととき、めくるめく快感、なにもかもが手に入る…… 「ヨシダさん!!」