二人組のもう片われが、柱によりかかって待っていた。 あたしたちを見て、大げさにまぶたをこすり、カッカッカッ。 どうやら、笑い声らしい。 「これ使って」 男子はナカヅと名のり、あたしに、ヘルメットをわたしがてら、頼んだ。 「タケのこと、よろしくね」 その後もしつこくお願いし、しまいにナカガワに、尻を蹴られて退場した。