俺はお前だけ。



――――


トントン

優心はずっと優しく背中をさすっていてくれてあたしは少しずつ落ち着きを取り戻した。

「優心 ありが「みっちゃん 笑って!」


えっ? あたしの言葉を遮って
優心は言った。


「泣いた後は笑わなきゃ 今日も病院
行くんでしょう? お母さんはみっちゃんの笑顔が見たいと思うよ」


そんな泣いてる顔みたら お母さんきっと心配しちゃうよ? 優心は穏やかな表情で
そう続けた。


そうだ いま、一番辛いのはお母さんなんだ


これ以上 心配かけちゃいけない。


お母さんが残りの日々 笑顔で過ごせる様に
あたしも笑顔でいなきゃ

涙を拭って

「優心 ありがとう」

笑顔で言うと


「どーいたしまして
大好きなみっちゃんのためだからね」

優心もニコッと微笑んだ。