俺はお前だけ。



「お母さん」

「瑞乃 学校はどうだった?」


病室に入るとお母さんは窓の外を見ていて

声をかけるといつもと変わらない穏やかな

笑顔であたしを出迎えた。


でも

「楽しかったよ」

さっきの言葉が引っかかって上手く笑えない。

「なんかあった?」

「2週間ってなに...」

ポツリ 呟いた。


「聞いてたのね...」

一瞬 驚いた後 お母さんは悲しそうに
笑いながら言った。

「どーゆうことなの」

「ごめんね 瑞乃
今からお母さんが瑞乃に話すことはあなたを苦しめてたくさん悲しませると思う」


「…」

「でもその悲しみに負けないで
お母さんは瑞乃の幸せを一番に願ってる」


優しい表情で微笑んでお母さんは話し始めた。