俺はお前だけ。



事件はいきなり起こった。


ある日 家に帰ると

電気がついていなくていつも出迎えて
くれるお母さんがいない。



リビングに入ると思いもよらない
光景が目に入った。


「お母さん!?」

そこには床に横たわる母の姿

急いで救急車を呼んだ。



――

「ごめんね 瑞乃」

「よかった お母さん無事で」

病院に運ばれてしばらくして目を覚ました。


ガラッ

先生が入ってきて

「原田さん お話があります」

「...」

お母さん? なんか様子が変だ

「瑞乃 今日は心配かけてごめんね
明日も学校でしょ? そろそろ家に帰りなさい」

「うん 明日 またお見舞いくるね」

様子が気になったけど、なんだか聞くのがこわくて、 胸のモヤモヤを抱えたまま家に帰った。