俺はお前だけ。



そっちが失礼なこと言うからでしょ!


一言いってやろうと思ったのに


優しく頭を撫でる手つきに何も言えなくなってしまった。



あたしは変だ 紘也に触られても

嫌だって思わない。 他の人にされたら

絶対拒否るのに。


手を繋がれたり 頭を撫でられても

嫌じゃなくて、むしろもっとしてほしい


そう思ってしまう。





この感情がなにか あたしは知ってる。



でも想いを伝える勇気はあたしにはない。


こわい...


紘也はそんなことしないって もうわかってるはずなのに――