学校を出てから一度も見てくれない優に悲しさと少しのイライラをぶつける。 「なんで見てくれないのぉ…優のバカ…」 優に甘えたかったのに、こんなんじゃ甘えられない。 「…玲菜」 「優…やっと見てくれた…」 ギュッと抱きつく。 「玲菜に泣かれたら僕はどうすればいいかわからないよ…」 きっと悲しい目で私を見ている。 目は隠れて見えないけど一緒にいたからわかる。 「優が見てくれないからじゃん…」 「…ごめん」 「あたしが優にしか甘えられないの知ってるくせに……」