はつ恋かた思い



あたしの部屋のドアを勝手に開けて入って行くなご。その後にあたしもトボトボと入る。


なんか今日、大変な1日だよね…。


ふぅ…っとため息を零しながらベッドに座った時。


「綻」


えっ? 言葉に出来ないまま、背中にベッドの感触。


何…? あたし、今、どうなって…?


「綻」


2度目のなごの声。 いつもより真剣で。なんだか、悲しく聞こえる。


そのせいかな、こんなにも、泣きたくなるのは……。


「なんで、泣くの…?」


そう言いながら目の前のなごが、あたしの涙を優しく拭ってくれる。


あぁ、もう、ダメだよ…。


なんでこんな近くにいるのに…。目の前にいるのに…。


なんで、なごはいつも遠いところにいるの……? なんで、あたしじゃダメなの……?


愛しくて。悲しくて。切なくて。触れたくて。


「な、なごぉ…っう〜……」