フテキな片想い



「鈍感って、つばさん、私のこと、そんな風に思ってたの?」


「ゴメン、感情が常に先走ってて、落ち着きのない芽衣子と比べると、落ち着いてるし。いい意味でね」


つばさんは慌ててフォローをする。


まぁ、鈍感って真央にも言われ慣れてるからいいけど……


「何となく、話の流れでそうなのかなって、思っただけ」


「私って、実は解りやすい性格なのかなー。もっと気を付けないと」


つばさんはパンパンと両頬を軽く叩く。


その仕草で、私の推測は正しかったと見た。


「好きな人のために女らしい服を着たいって、すごく素敵。そう思ってるつばさんが、私はカワイイって思うよ。よしっ!これ食べ終えたら、もう一度、下のフロアを見よう!実は、さっきブラブラ歩いてる時に、つばさんに合うかもって服を発見したの」


「ありがとう。美雨がそう言ってくれると、少し勇気が出て来た。でも、せっかくだからデザート食べていかない?美雨が嬉しい事を言ってくれたから、デザート奢ってやる」