フテキな片想い



「僕から見たら、今だって、真央や美雨ちゃんはまだ子供だよ。せっかくの誕生日だから、今年は、家族も増えたことだし、今までの分も盛大に祝ってあげられたらなって思ってて、当日は平日だし、学校もあるから、盛大って言っても、家族で夕飯を食べるくらいなんだけどね」


「だから、真央、その日は、バイト入れないでね。家族で、美雨ちゃんの誕生日パーティーをしよう!」お兄は張り切っているみたいで、「スポンジからケーキを焼いてみようと思う」と完璧なる主夫発言をした。


無駄な女子力。


でも、美雨の誕生日を祝うのは、賛成だ。


だから、さっきから美雨が二階へ上がるのチラチラ気にしてたのか。


どうやら、美雨には内緒でサプライズパーティーを仕込むみたいだ。


そういうの思い付くから、お兄はモテるんだろうな。


俺なんて、美雨の誕生日、忘れてる位だし。ため息。


白飯をかっこんだ所で、一息吐く。


誕生日と言えば、プレゼントだよな……プレゼント、どうするか……