君と恋の歌


「まず、あそこの公園で待ち合わせしよう。そしたら、ちょうどイルミネーションがきれいだよ」


なんて言いながら、空の誕生日の夜中、俺が空を背負いながら歩いた道を指差す。


「そこさ、空の誕生日に行ったんだよ。覚えてないでしょ?」


「あ…全然覚えてない…」


「だよね。じゃあ、ちゃんと行くのは俺の誕生日が初めてになるね」


なんて言いながら空の方をみると、空は「そうだね」って笑った。


そんなことを話してるうちに、もう空の家が見えた。