君と恋の歌


「ごめん…昨日寝ちゃったんだ…」


「…空が離さなかったみたいです」


そう言って空ちゃんが視線を下ろすと、そこにはしっかりと繋がれた二人の手があった。


「…っ」


慌てて離した手が行き場をなくす。


昨日は確かに空ちゃんが握ってきたけれど、今度は俺が離さなかったんだ。


「あの…これ、ありがとうございました」


照れながら空ちゃんが言って、視線をあげると、そこには星のネックレスが輝いていた。