正直に聞くと、気まずそうに空は言った。 「何人かいたけど、誰もしてくれなかった…。たぶん空が魅力ないから…」 うつむく空に、それは確実に違うだろうと言いたくなる。 こんなにかわいくて、魅力がある空に手を出さないやつなんて… そう思ってから、空と出会った頃の自分を思い出す。 あぁ、そうか。 魅力がないんじゃない。 汚れのない空を傷つけたくなくて、触れるのも戸惑うんだ。