君と恋の歌


ついさっき聞いたハルさんのセリフが頭に残っている。


もしかしてハルさんは、これを知ってて言ったのか…


考えるより先に、俺は走り出していた。


空…


待っている確信はなかった。


でも、なぜか空がいる気がしてならなかったんだ。


「空…」


俺はひたすらに走った。