君と恋の歌


「なんで…なんでだよ!」


俺と空は、もともとこういう運命だったのだろうか。


会いたくても会えない。

愛したくても愛せない。


そういう距離にある二人だったのだろうか。


それならいっそ、出会わなければよかった…。


俺の頭のなかは、そんな思いばかりがめぐっていた。


そのとき、雨がポツポツと降り始め、それはやがて大雨に変わった。