「うん、まぁ話せるけど…ずっと話してないからなー」


「じゃあ、いつか聞かせてくださいね」


そう言って笑ったから、いいよって言うとまた笑ってミルクティーを飲んだ。


「空ちゃんは津軽弁?」

「はい、もう忘れちゃいましたけど」


「ははっ、そっか」


俺は時間を忘れて、空ちゃんの家でくつろいでしまった。


それだけ空ちゃんと話していると、時間がすごく短く感じた。