君と恋の歌


「ん……」

ベットに空をゆっくりと下ろすと、少し苦しそうにしながら寝息をたてた。


静かに眠る空の寝顔を見てから、空の部屋を軽く見渡す。


新島って人も、昨日ここにいたんだよな…


なんて、嫉妬はやめようと心のなかで誓ったはずなのに思ってしまう。


「…あれ…空太さん?」

空の声がして視線を戻すと、眠そうにしながら空が目を開けていた。


「…空、今日行けなくてごめん」


「ふふっ、約束してないんだから、全然いいんだよ」


そういって笑うけれど、お酒をのんで泣いていたという事実に胸が痛む。