「まぁこれで安心だよね」 「ほんとほんと」 聞き耳をたてているつもりはないのに、静かな電車の中で話し声はよく聞こえてくる。 話に夢中になっているうちはこちらの存在に気づかれることもないだろうので、話がもっと盛り上がり続くことを願う。 「これで良かったのかな……?」 「だってこれ以外どうしようもないじゃん」