骨折の覚悟はする。 下手をしたら一本どころではないかもしれない。 でも、前に踏み出したら最後、確実に死が待っている。 考えるのは、小林やクラスメートに止められるかもしれないということ。 小林との距離は三メートルほどあいている。 小林がそれ以上近づいてくることはなさそうだ。 運動は得意な方だし身が軽い自信はある。 小林に捕まえられる前に、窓から飛び出すことはできるはず。 クラスメートも、この状況で容易に動いたりはしないだろう。