言の葉~「死ね」と言ったら殺人ですか?~



 どちらにも当てはまっていた。


 あたしはひとり……


 と、一縷の希望を見つけた。


「公介」


 廉から遠く離れた一番後ろの席で座ったまま動かない、大きな図体。


「ねぇ公介。聞こえてるんでしょ? 答えてよ」


 彼なら、きっと彼なら答えてくれる。


 あたしのそばにいて、あたしを守ってくれる。