同じ学校だというのに、同じ学年だというのに、別のクラスというだけでまったく別の世界の住人であるような思いを覚えることがある。 たとえば、何かの用事で隣のクラスをのぞいたとき、 あぁ、違う 違和感を感じて、たとえ知っている子ばかりのクラスだったとしても、逃げ出したくなってしまうのだ。 挨拶してくれたあの子はきっと、何も知らない。 もちろん、自殺がおこったことくらい知っているだろうが、彼女にとってそれは別世界の遠く離れた場所でおこった話だ。