朝食はいつも適当に済ませる。
カップラーメンのときもある。
だから今日のメニュー、ご飯と目玉焼きは褒めてほしいところだった。
弟達はまだ三人とも小学生。
給食があり、お弁当はいらない。
自分のぶんだけ、朝ご飯の残りを適当に詰め込むと、廉は部屋の一角の自分のスペースに行って着替えを済ませた。
ほとんど何も入っていないお弁当箱は、学校ではダイエットのせいということにしている。
小学生のときはお互いのお家で遊ぶ、という妙な慣習があって困ったが、高校生の今は遊ぶのはもっぱらゲームセンターやショッピングモールだ。


