小林が去ってからもクラスには静寂が続いていた。 いつもこんなときは廉がみんなをひっぱってくれていたのに彼女はもういない。 代わりに、夕菜と春穂に期待の目が注がれる。 やめて。見ないで。 春穂は視線を机に落とした。 私には……無理。 こんな私が生きている価値なんてあったのだろうか?