はっとして、誰もが息をのんだ。 小林が注意深く消しゴムの文字を読む時間だけが続く。 「今日僕が授業をする時間は~」 小林の言葉を下川さんが引き継いだ。 「五時間目だと思います」 「ありがとう。じゃあ五時間目に話し合いの時間を設けようか」 小林が教室を出ていき、長かったホームルームは終わりを告げた。