ベッドの中で寝返りをうつもなかなか寝られそうにないので、書き溜めてきた日記を読むことにした。 一枚目は一月一日のページ。 これを書いたとき、春穂はまだ中学生だった。 きどった文字で日記を書くことへの楽しみがつづられている。 二枚目。一月二日。 早くもきれいな文字を書くことをあきらめた大体一年前の春穂が、受験勉強の愚痴を書いている。