「やめろっ」 ようやく気付いたのか、先生達がドアを乱暴に開け入って来た。 岡本クンを二人がかり、萩野クンを三人がかりでなんとか止める。 線も細くて、どう考えても岡本クンより力のなさそうな萩野クンを抑えるのに三人もかかったのは、きっとそれだけ想いが強かったからに違いない。 なんたって、萩野クンはもうすぐ殺されるかもしれないのだ。 抑えつけられてもなお暴れる二人。 「落ち着いて……ね?」 きっとこの声の主以外、彼らを止めることはできない。