言の葉~「死ね」と言ったら殺人ですか?~



「オラッ!!!!」


 突然の動きに、喧嘩慣れしているであろう岡本クンも反応できない。


 萩野クンのこぶしが見事に岡本クンのみぞおちに入り、岡本クンは「うぅ」とうめいてうずくまった。


 足元にある岡本クンの頭を、萩野クンが何度も蹴り上げる。


 まるでボールでも蹴るかのように、躊躇なく。


 岡本クンの頭は踊るように跳ねて、そして動かなくなった。


「死んだのか……?」