「ここから、飛び降りたら許してあげるよー。ね?どうする?」 あいつは下のグラウンドが見えるギリギリの位置に行きながら言った。 そう。これで最期。 狙い通り。 「あれ、そんなこともできないのかなー?…… お前の顔なんか二度と見たくないんだよ!!!!!」 あいつは叫ぶように言った。