休日明けの月曜日。
必ず朝は、偏頭痛から始まる。

だから月曜日が嫌いなのか、単純に週初めの学校に行きたくない病なだけなのか、どちらが先かは知らないが、とにかく頭が痛くて朝は憂鬱だ。。


ううう。

ちーん
仏壇の前で手をあわせる。

おはよーお父さん。頭が今日も痛いっす。
今日も負けずに行ってきまーす!

朝の食欲もなく、父に挨拶し、家を出る。

エレベーターの前に行くと、
早瀬冬馬がしゃがんでこっちを見ている。。

えっと。。

「どした?」

「はよ。」


「。。?冬馬くん。。とっくに学校行ってる時間じゃない?」


「あー。いつもならな。」


「。。えっと?忘れ物とか??
あっ!!私なんかした??

あっ!!!お腹すいた?」


「は?ほら行くぞ」

え???

手。。。繋ぐの。。?
って繋がれてるし。。。

手を振ってみたものの、取れないし。。


ええーーーなに?なにが起きた?


「あの。。。どーゆー風の吹き回しといいますか??あの。。。」


「は?うるさい。」

「だってさ!」

ピコン
7階で扉が開く。

「おはよーまどか!!えっー???えーーー」

がちゃん!

「ちょっちょ!!ちょっとーちえエレベーター入れてあげてよ」


「は?うごかねぇしのんねぇのかと思ったから閉めた。」


「いや。。びっくりしてたんでしょ??なにしてんの?早瀬冬馬!
まさか頭打った??なになに?どーした??
えっと。。手!!!
変なお兄ちゃんとかもーいないしーほら!!!離そう!?」


一階につき、扉が開いた。

「行くぞ」


。。なに?

なんなのこれれれれれえええええーーーー