次の日から私は、伊豆別荘に来ていた。

もう。。当分は帰らないつもりで。

母にもそれとなく伝えると、
何も言わずに鍵を渡してくれた。


きっと何かを感じ取ってくれたんだろう。


別荘に来る前、本屋さんと、スーパーに寄った。
参考書とたくさんの食料。

別荘にこもり猛勉強するためだ。

決めていた。


当分は家には帰らない。

もう早瀬冬馬に会わない。

私のことちゃんと忘れてもらうために。


寂しくて辛いけど。。

これでいい。


元に戻ったんだもん。


私が頑張ればきっと。。
早瀬冬馬もちゃんと
立派なお医者さんになるはず、
だから
私も頑張れる。。


前からこうやって。。辛い時期も乗り越えた。

変わらない。


あなたが早瀬冬馬だって知ってからも、
思い続けるから。。。