「……琉玖?」 琉玖が頭を抱える意味がわからない。 気がつくと……。 けっこう暗くなってきた。 「あの……琉玖。 そろそろ……帰る?」 さっき寒いって言ってたから、気になって琉玖に聞いてみた。 「あー、ごめん。 寒い? 心愛ちゃん」 身を起こした琉玖があたしに聞いた。