いいじゃん、俺の彼女になれば。

「俺がね~。
ここまで運んであげたんだ~。
ほめて、ほめて~♪」



「…………」



……って。



ほめるか!



逆に、ほっといて。



「でも、心愛ちゃん。
めちゃくちゃ細いね。
全然重くなかったよ~」



「…………」



「でもさ~。
急に倒れるとか、やめてよね。
びっくりするじゃん」