「俺が気に入った。それだけだ。」
「うーん、分かった。電話でOKもらったらいいよ。」
そう言って電話しに行こうとする唯を、春さんが「電話するならここでしなさい」と言いここで電話することになった。
電話を始めると唯は嬉しそうに笑ったりしていた。
でも、俺らは気づいてた。
唯の瞳が真っ黒だということを。
俺が唯を救いたいと思ったのも、姫にしようと思った理由の一つだ。
そういえば、電話口から時々男の声が聞こえた。
そして、俺の中になにか分からないモヤモヤが広がっていった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…