義理の兄弟たちは暴走族でした。


「重い話は置いといて、ババ抜きしようぜ!」


康太はニコニコとしながら言う。

きっと空気を変えようとしてくれたんだろう。




「おっ!なら賭けしようぜ!負けた奴は1番に抜けた奴の言うことをなんでもきくって条件でさ!」



おもいついたように雷ちゃんが言った。


そしてババ抜きは始まった。