-保健室- 

学校に行くと担任が職員室にいた。

「はよざいます」

「おはよう。今日は学校きんやな偉いなー」

子供扱いする先生。
僕の担任は、皆に嫌われてる。ナルシストでキモくて……
これ以上は駄目ですね。

「教室行こうか。」

「行きません。保健室行くんで。」

「そんな事言ったらあかんやろ。」

なんて言う先生を無視して保健室に向かう。

「おはようございます。失礼します。」

「おはよう。」

目の前には見知らぬ男性が!

「どなたですか?」

「俺は、峰口真弥よろしく。先週から、ここの保険医になりました。」

「よろしくお願いします。」

第一印象は、いい人だと思った。ついでに、腐女子としては先生は、攻めだな。

「それより、どうした?具わいでも悪いのか?」

「まぁーそうですね。僕は、ここの保健室登校の桐嶋蒼衣です。よろしくお願いします。」

「そうかそうか。まあ、日誌先に書いてくれ。」

「分かりました。」

保健室の空間に暖かな温もりが宿った。新しい先生に出会って僕は変われたらいいと思った。無謀な願いを思いながら日誌を書き出した。