このまま、おうちにかえれなくなったらどうしよう……。 このまま、しんじゃったらどうしよう……。 次々浮かんでくる不安に、心が覆われそうになった、そのときだった。 『大丈夫っ……?』 突然降ってきた声に、私は重い視線をそちらに向ける。 そこには、緑と白のキャップを被った同年代くらいの男の子が立っていた。 花のこと、たすけてくれるの……? 安堵にも似た感情を覚えた次の瞬間、私は意識を手放した。