ポタポタと涙が画面の上に落ちた。
「蓮、蓮……」
メールに込められた想いが私の胸に迫ってきて、蓮への気持ちが溢れるように涙が流れる。
こんなにも、こんなにも優しい想いで見つめてくれていたんだね。
こんなにも、大切に想っていてくれたんだね。
『俺の許可なく強がんじゃねぇよ』
『無理して笑うんじゃねぇよ。
俺は、花にそんな顔させるために未来から来たわけじゃねぇから』
『花は花のままでいいんだよ。
その代わり、上向いてろ』
『俺が、助けてやる。
花の居場所を作ってやる。
これ以上、花につらい思いさせねぇから』
『俺は、花が想像するよりずっと、花のことを大事に思ってるよ』
『花、誕生日おめでとう。
産まれてきてくれてありがとな』
蓮の声が、近くで聞こえる気がする。
いつだって蓮は、私の悲しみを拭おうとしてくれていた。


