「第一印象とだいぶ変わったよね、花ちんって。
壁がなくなったっていうか。
表情が明るいっていうか!」
お弁当の玉子焼きを頬張りながら、ひかるちゃんが、そんな私を褒めてくれた。
「そ、そうかな……!」
「うんうん!」
クラスの女子と話せるようになったとはいえ、お弁当は相変わらずひかるちゃんと2人で空き教室を借りて食べている。
クラスが違っても、ひかるちゃんが一番の仲良しということに変わりはない。
やっぱり一緒にいると落ち着くし、ひかるちゃんにはなんでも話せるから。
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