【完】365日、君をずっと想うから。



「えへ、うん」



「へー。
これが、俺のこと好きって笑顔か」



「……っ!」



振り返ると、蓮が意地悪な笑みを浮かべていて。



「すっげぇそそる」



「〜〜っ!
恥ずかしいからやめてよーっ!」



「もーらい」



顔をまっ赤にして蓮をぽかぽか殴っていると、その隙に私の手から蓮が写真を奪い取った。



「あっ、写真!」



「これは、俺が貰っとくから。
花には必要ねぇだろ」



「え?」



必要ないって……?



蓮の言葉の意味を理解できず戸惑っていると、蓮が腕時計に視線を向けて声を上げた。



「うわ、もう5時じゃん。
ほら、花、遊ぶぞ」



蓮が私の手を取る。



「う、うん……!」