【完】365日、君をずっと想うから。



あんなに小さな規模のジェットコースターだって、私は無理なのに。



「ほら、乗ろうぜ」



「やだ! 絶対やだ!
他に蓮が乗りたいものに乗ろうよ!」



「俺は花とだったらなんでも楽しいし」



「……っ」



なんて不意打ち。



いつだって、蓮の方が上手。



なんかずるいなぁ、蓮ってば。



赤くなった顔を隠すようにうつむいた、ちょうどそのとき、

「そこのお二人さん!
ちょっといいですか?」

突然掛けられた声に、私と蓮は足を止めた。



声がした方を向くと、この公園の制服を着た若いお姉さんが立っていて。



その手には、大きなインスタントカメラ。