私は正直に頷いた。
「体調が悪いわけじゃないんだけどね、ちょっと最近寝つけなくて」
苦笑いを返すと、ひかるちゃんが真剣な瞳をこちらに向けながらも小さく微笑んだ。
「そっか。
なにかあったらあたしに言うんだよ?
ひとりで抱えこんじゃダメだよ?」
「ひかるちゃん……。
ありがとう」
お礼を言うと、ううん、と微笑みながら首を横に振るひかるちゃん。
「そんなの友達なんだから、当たり前でしょ?」
「ひかるちゃん……」
ひかるちゃんの言葉がすごく心強い。
胸がじんわり温かくなっていく。
こうやって、弱い私を見せていいって言ってくれる存在が、蓮だけじゃなく、もうひとり側にいてくれている。
幸せだなぁ、私。
こうしてひかるちゃんと友達になれて、本当に良かった。
幸せな気持ちでいっぱいになって、私の笑みが深まった。
「うん……!」


