「ひかるちゃん、頑張ってるもんね。
これだけ頑張ってるんだから、補講のテストもばっちりだよ!」
補講にはテストがあり、そのテストを無事に合格できないと、補講が終わらないらしくて。
でも、ひかるちゃんは毎日休むことなく補講に出席していたし、絶対合格できると思う。
今日だって、図書館に誘ったのは、ひかるちゃんの方からだったんだから。
「ほんと……?」
突っ伏したままだったひかるちゃんは、涙で潤んだ瞳だけを腕の隙間から覗かせた。
「うん、ほんと!」
精いっぱい力強く答えてみせる。
と、みるみるうちに、ひかるちゃんの瞳がアーチ型を描いていく。
そして勢いよくガバッと上半身を起こした。
その顔には、いつもの笑みが広がっていて。
「わぁーっ、花ちんにそう言ってもらえると、自信貰えるーっ!
絶対テスト合格してみせるねっ!」
「うんっ!」
「補講終わったら、いっぱい遊ぼうねっっ!」
「えへ、うん」


