【完】365日、君をずっと想うから。



泣きじゃくる私の頭を、大切なものに触れるように優しく撫でてくれる蓮。



蓮に頭を引き寄せられたまま、縋るようにぎゅっと蓮の背中に手を回して、

「あ……あ、り、がとうっ……」

涙で途切れ途切れになりながらも、お礼を言う。



きっと、この言葉は何度言っても足らないね。



ありがとう。

こんな私を受け止めてくれてありがとう。

こんな私の存在を認めてくれてありがとう。



「ばーか。
花を笑顔にできるなら、なんだってしてやるよ」



蓮が囁いたその声はあまりにも小さくて聞き取れなかったけど、でもなぜか安心感が私を包み込み、私は蓮に身体を預け、目を閉じた。






ねぇ、蓮。


私もね、蓮が想像するよりずっと、蓮のことを大事に思ってるよ。








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