【完】365日、君をずっと想うから。



意味が理解できた、

それと同時に、またツーッと涙が頰を伝った。



「……蓮……なんで……?
なんでそんなに優しくしてくれるの……?
私、蓮に迷惑かけてばっかりなのに……」



なんでいつもほしい言葉を、それ以上にして私にくれるの……?



蓮は不器用ながらも、温かすぎる優しさを何度もくれた。


でも、私にそうしてくれる価値ある……?



不甲斐ないのに、嬉しくて
申し訳ないのに、幸せで。

矛盾した思いが胸の中でせめぎ合う。



またポロポロと涙が零れてきてうつむくと、蓮が私の前に立ち、そして私の頭を自分の腹部へと引き寄せた。



気づけば、蓮の甘い香りに包まれていて。



「……っ」



突然のことに、心臓が騒ぎだす。