「……この前はごめんなさい。 無視したみたいになっちゃって。 お父さんもひどいこと言って。 蓮のこと傷つけたんじゃないかって不安で、メールも返せなかった……」 ふるえる声で謝罪すると、隣で蓮が声を上げた。 それは、私の気持ちを全部汲み取ってくれたような、優しい声で。 「そんなことを引きずるほど俺は柔じゃねぇよ」 「蓮……」 蓮の言葉だけで、蓮に対して気後れしてた気持ちが軽くなる。