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すべてを話し終えると、ひかるちゃんは目を伏せて微笑んだ。
「そっかぁ、そうだったんだ。
優しいね、蓮」
「うん」
口は悪いけど、その裏に人より何倍もの優しさがあること、知ってる。
お礼を言おうとしたのに、時間を逃して言えてないから、明日言わないと。
すると、ふいにひかるちゃんがぽつりとこぼしたかのようにつぶやいた。
「蓮も家族のこととか、大変なのにね」
「え……?」
しんみりと発したひかるちゃんの言葉に、私は思わず目を見開いた。
……家族が大変って……?
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