【完】365日、君をずっと想うから。





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蓮が書いてくれた地図を握りしめ、私は森永さんの家へと歩いていた。



細い路地に入り、いざ森永さんの家が近づいてくるとなると、やっぱりドキドキしてきて、思わず立ち止まった。



スクールバッグを握りしめる手に、自然と力が込もる。



顔も見たくないって拒絶されたらどうしよう……。



一瞬脆く砕けそうになった自分の弱い心を、ぶんぶんと首を横に振り、奮い立たせる。



蓮が言ってくれたじゃない。


『上向いてろ』って。



ここで逃げちゃ、なにも変わらないんだ。



顔を上げ、また歩き出そうとしたとき。



知らぬ間に前方から歩いてきていた人物と目が合い、そしてその人は私を見て目を丸くした。



「小暮……ちゃん……?」



「森永さん……っ」



まさか、こんなところで会うなんて。



予想外の出来事に、慌てて森永さんのもとへと駆け寄る。



森永さんはカラフルなパーカーを着て、顔色も良く、無事な姿を見られたことにまず安心する。



元気そうで、よかった……。