だって……
「蓮……」
蓮がそこに立っていたから。
び、びっくりした……。
「なんでここに……」
「いちゃわりぃかよ」
「そ、そういうわけじゃあ……っ」
「そんだけ不幸オーラ振りまいといて、気づくなって方が無理だから」
「うぅっ……」
もっともすぎることを言われて言葉を詰まらせていると、蓮がこちらに歩いてきて、私の頭上をすっぽりと覆うようにして私を見下ろした。
「原因はひかるのことだろ、どうせ」
……図星だ。
私は素直にこくりと首を縦に振った。
「私じゃ、森永さんに釣り合わないの。
森永さんみたいに、可愛くなりたい。
もっとスカート丈短くしたらいいのかな。
メイクもした方がいいのかな……」
キャラが違うなら、私が森永さんに合わせれば、森永さんと釣り合うのかな。
隣にいてもいいよって、そう思われたいの……。


