◇ ° ◇ 翌日の昼休み。 「小暮ちゃん、一緒にお昼食べよーっ!」 チャイムが鳴ったと同時に、素敵すぎる響きが私の耳に届いた。 一緒に……お昼! ひとりでお弁当を食べていた私が、ついにだれかとお弁当を食べる日がきたんだ! 声の主は、もちろん森永さん。 「もちろんっ、食べよう!」 気分が舞い上がりながら返事をすると、森永さんがニコニコ笑いながら、空いていた私の前の席に駆けてきた。 「やったーっ!」 だれかとお弁当を一緒に食べるなんて、なんだか照れくさいなぁ……。