【完】365日、君をずっと想うから。



私の前の席の椅子をこちらに向けて座ったかと思うと

「いっただっきまーすっ!」

そう声を上げ、森永さんは目にも留まらぬ速さでパクパクとマカロンを頬張りだした。



「おいしい……?」



手作りのものをだれかに食べてもらうのは、初めてで。



おいしくなかったら、どうしよう……!



分量とか間違えてたりして……!



不安に思いながらおずおずと尋ねると、森永さんはそんな不安を払拭するかのようにニカッと笑った。



「めーっちゃおいしい!
こんなおいしいマカロン初めてかも!」



「ほんと?
よかったぁ……!」



安堵からか思わず笑みがこぼれ、胸の前で手を合わせる。